カゴは“しまう道具”じゃない——暮らしを軽くするライフデザイン #column
この記事を読めば分かること
- なぜカゴ収納は「片づけやすい家」をつくるのか
- 家の場所ごとの実践アイデアと演出方法
- 素材・サイズ・形で変わる“カゴの個性”
- インテリアとして魅せるカゴの活用法
- 1日15分で片づけが習慣化する手順
はじめに——片づけの本当の悩みは「方法」ではなく「仕組み」
「片づけても、また散らかる」
「家族が戻してくれない」
「見た目が雑多で落ち着かない」
多くの人が抱えるこの悩みの共通点は、“仕組みがない”ことにあります。
あなたが片づけ下手なのではなく、戻しやすいシステムが用意されていないだけ。
その解決策のひとつが「カゴ」。
ありふれた存在ですが、正しく使うと“空間”も“心”も驚くほど整います。
カゴ収納の3つの効能
1. 見せないことでストレスが消える
カラフルなパッケージやバラバラの形は、脳にとって雑音です。
カゴに収めると、棚には落ち着いた色と編み目だけが残り、視覚的なストレスが一気に減ります。
2. 呼吸する収納でモノが快適に
通気性のあるカゴは、タオルや衣類の湿気を逃がし、清潔を保ちます。
紙類もムレにくく、カビやにおいを防いでくれます。
3. 揃えることで習慣が定着する
同じサイズ・同じ素材のカゴを並べると、それだけで統一感が生まれます。
整った景色は「ここに戻す」サインとなり、家族全員が自然に片づけられるようになります。

場所別・カゴの使い方シナリオ
クローゼット——迷わない朝をつくる
中段は浅めのカゴに下着やTシャツ。
上段は軽い小物、下段はバッグやストック品。
ラベルを貼れば迷いが消え、朝の支度が驚くほどスムーズになります。
洗面所——ホテルライクな空間に変える
カラフルな洗剤や日用品をフタ付きカゴへ。
ラベルをシンプルにすれば、家族も探しやすく、洗面台がまるでホテルの一角のように整います。
キッチン・パントリー——食品ロスを防ぐ
食品を「乾物」「おやつ」「ストック」と分けてカゴへ。
新しい物は奥へ、古い物は手前へ。
このルールで“賞味期限切れ”が激減します。
リビング——急な来客も安心
ソファ横の大きなカゴにブランケットや雑誌を。
使わない時はフタを閉めれば、空間はすっきり。見せても隠しても美しい収納です。
カゴ素材の個性と選び方
- ラタン:万能でインテリアに馴染む
- シーグラス:爽やかで夏らしい雰囲気
- ジュート(麻):ラフで無骨。玄関や土間におすすめ
- 竹や柳:クラシカルで存在感があり、リビングのアクセントに
フタ付きは隠す収納に、浅型は取り出しやすさに。
内布付きなら衣類を傷めず安心です。
インテリアとしての“魅せるカゴ”
- 家具化:大きなカゴにクロスをかけてランプを置けばサイドテーブルに。
- オブジェ化:壺型のカゴを廊下に置くだけで、空間が引き締まる。
- トレー活用:浅型カゴをトレーにして、コーヒーや雑誌を置けば暮らしに演出が生まれます。
習慣化の秘訣——15分ルール
片づけを続けるカギは「短時間で区切る」こと。
1日15分、カゴに戻す時間を決める。
迷った物は“仮置きカゴ”へ。溜まったら週末に仕分け。
これだけで片づけはリバウンドせず、習慣になります。
暮らしの情景——カゴがある家の一日
夜、ソファ横のカゴからブランケットを取り出す。編み目越しの灯りが床に優しい影を落とす。
朝、子どもが「おやつどこ?」と聞く前に、“おやつ”とラベルされたカゴを自分で引き出す。
洗面所の鏡に映るのは、派手な容器ではなく落ち着いたラタンの表情。
カゴは、単なる収納道具を超えて、暮らしの空気そのものを変えていきます。
まとめ——カゴは“暮らしを軽くするパートナー”
- 見せないことでストレスが減り
- 呼吸することでモノが守られ
- 揃えることで習慣が生まれる
片づけは努力ではなく、仕組みで決まります。
その仕組みをつくる最もシンプルな道具こそ「カゴ」。
今日から、棚ひとつ分だけ試してみてください。
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